前回、大切にしたいミッションとして、
「応援されるチームになろう!」
ということを伝えました。
ここで、みんなに考えてほしいことがあります。
「応援されるチーム」って、具体的にどんなチームでしょうか?
サッカーが上手なチーム? 試合に勝つチーム?
もちろん、それも大切なことです。でも、それだけでしょうか。
試合を見ている人が「このチームを応援したい!」「この選手たちを応援したい!」と思うのは、どんな姿を見たときでしょうか。
当日の最初の時間に、このことをみんなに尋ねます。
「応援されるチームとは、どんなチームか」
自分なりの答えを3つ、用意してきてください。
正解は一つではありません。自分の考えをもち、仲間の考えにも耳を傾けながら、みんなで目指すチームの姿を考えていきましょう。
ミーティングも、自分たちで進めよう!
当日は、試合前のミーティング、ハーフタイムの振り返り、試合後の振り返りを、できる限り選手たち自身で進めます。
ホワイトボードやペン、タイマーなどを活用し、自分たちで話し合い、決めたことを記録していきます。
ミーティングで、ただ「頑張ろう!」「声を出そう!」と確認するだけでは終わりません。
例えば、こんなことを考えてみます。
- 今日、どんなサッカーを目指すのか。
- 攻撃では、誰が、どこで、どのように動くのか。
- 守備では、誰がボールに行き、仲間はどこをカバーするのか。
- うまくいかなかったとき、何を変えるのか。
- 次の試合では、何を続け、何を改善するのか。
大切なのは、「何を目指すのか」だけでなく、「誰が、どこで、どのように動くのか」まで具体的に考えることです。
また、全員の顔が見えるように椅子をコの字型に並べるなど、話し合いやすい環境も自分たちでつくります。
話し合った内容はホワイトボードに記録し、チーム全体で共有します。そして、自分たちで決めたことを支援者コーチに伝えます。
最初からコーチに答えを教えてもらうのではなく、まずは自分たちで考え、決めてみることに挑戦します。
もちろん、最初からうまくいかなくても大丈夫です。
意見がまとまらないこともあるでしょう。思ったようにプレーできないこともあるでしょう。
だからこそ、仲間の意見を聞き、考えをすり合わせ、自分たちでよりよい方法を見つけていくことに意味があります。
ミーティングは、試合の準備であると同時に、自分たちでチームをつくるための大切な活動です。
「指示・命令を待たない。気づいて、考えて、行動する。」
前回伝えた4つの行動基準も、ぜひ思い出してください。
試合中だけでなく、集合、準備、ミーティング、片付け、仲間との関わり方など、一日のすべての場面が、自分を成長させるチャンスです。
誰かに言われてから動くのではなく、自分で気づき、考え、行動する。
その一つ一つの積み重ねが、仲間との信頼を生み、チームをつくっていきます。
今回の活動を通して、サッカーの技術だけでなく、仲間と協力し、自分たちで考え、行動する力も高めていきましょう。
最後に、もう一度。
「応援されるチームとは、どんなチームか」
「そのために、自分は何ができるか」
この2つを考えながら、10月25日に向けて準備してきてください!
一人一人の考えと行動が、チームの未来をつくります。

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