【第9回】 主体的にさせたいなら、振り返りを「作戦タイム」にしろ 〜反省ではなく、次を動かす時間へ〜

こんな振り返り、していませんか。

「今日の感想を書きましょう」
「できたこと、できなかったことを書こう」

書ける子は書く。
書けない子は止まる。

そして、なんとなく終わる。

よくある光景です。

でも、ここに違和感はないでしょうか。

その振り返り、次の行動につながっていますか。

もしつながっていないなら、それは振り返りではなく、ただの“作業”です。

では、どうするか。

発想を変えます。

振り返りは、「作戦タイム」にする。

つまり、過去を見る時間ではなく、次を決める時間にする。

例えば、こう問いかける。

「次、うまくやるために何を変える?」

するとどうなるか。

子どもは考えます。
次の自分をイメージします。

ここで初めて、振り返りが“未来”につながる。

例えば①

「何ができた?」ではなく、「次やるなら、どこを変える?」

できた・できないで終わらせない。
改善に目を向ける。

例えば②

「どうだった?」ではなく、「次、同じ場面が来たらどう動く?」

経験を、次の行動に変える。

例えば③

「感想を書こう」ではなく、

「明日、これだけはやるとしたら何?」

具体的な一歩を決める。

ここで大事なのは、振り返りを“書かせること”ではない。

行動を変えること。

そしてもう一つ。

振り返りは、一人でやらせる必要はない。

むしろ、つながることで深まる。

「隣と作戦を1つずつ共有しよう」
「いいなと思った作戦、もらっていいよ」

するとどうなるか。

自分の考えが広がる。
他者から学ぶ。

ここでも主体性が動きます。

サッカーで言えば、ハーフタイムです。

ただ「頑張ろう」で終わるチームと、「次はこう崩そう」と話すチーム。

どちらが変わるかは明らかです。

教室も同じです。

ここで問いです。

あなたの教室の振り返りは、過去をなぞる時間になっていませんか。

それとも、次を動かす時間になっていますか。

主体性とは、振り返って終わることではありません。

振り返って、次を変えることです。

最後に。

振り返りを変えるだけで、子どもは未来を見るようになります。

反省ではなく、作戦。

それが、主体的な学びです。

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