何をするかより、何のためにするのか

4月1日。
新しい年度が始まる日。

新しい校長先生の学校経営方針が示され、学校全体が「今年、どこに向かうのか」を見つめる日でもある。

そんな日に、教務主任として自分は何を伝えるべきだろうかと考えた。

もちろん、教務として伝えなければいけないことはたくさんある。
年間の流れ、日程、会議、提出物、確認事項…。
4月の学校は、とにかく情報量が多い。

でも、その前に。
その前に、やはり共有しておきたいことがあると思った。

それが、「何をするかより、何のためにするのか」ということだった。

学校という場所は、毎日いろいろなことが起きる。
判断しなければいけないことも、提案しなければいけないことも、次から次へと出てくる。

その時に、つい学校は
• 今までこうだったから
• 前例があるから
• とりあえず回るから
• なんとなくその方がやりやすいから

という理由で動いてしまいがちになる。

もちろん、前例や慣れが悪いわけではない。
でも、それだけで動いていくと、少しずつ学校は「目的」からずれていく。

本来、学校の教育活動は、教育基本法や学習指導要領、自治体の教育方針、そして校長先生が示す学校経営方針やグランドデザインにつながっているはずだ。

つまり、

学校として目指す姿があり、その実現のために学年方針があり、その延長線上に学級方針や授業、日々の営みがある。

この流れがあるはずだ。

だからこそ、教務主任として今年一番大事にしたいのは、

「何をするか」より前に、「何のためにするのか」を考えること。

ここだと思っている。

教務主任の仕事は、時間割を作ることでも、予定を整理することでも、行事を回すことでもある。

でも、それだけではない。

本当は、学校として目指しているものを、日々の学校運営や教育課程の中に落としていくこと。

そこに教務の役割があるのだと思う。

だから、今年いろいろな提案をしていく中でも、自分自身がまず問い続けたい。

これは、何のためにやるのか。

この提案は、誰のためにあるのか。

この変更は、子どもたちの学びや育ちにつながっているのか。

そこを見失わない教務でいたいと思う。

忙しくなると、学校はどうしても「回すこと」が目的になりやすい。

でも学校は、予定をこなす場所ではなく、
子どもを育てる場所だ。

だからこそ、4月1日の最初に自分が置いておきたかった軸は、ここだった。

何をするかより、何のためにするのか。

この問いを、一年間、自分自身にも、学校全体にも、持ち続けていきたいと思う。

次回予告

では、その「目的」を大切にしながら、日々の学校の中で何を基準に判断していくのか。

次回は、自分が大事にしたい教員としての判断基準について書いてみたい。

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