小さな道徳

テーマ:「努力は見えない“はしご”になる」

●ねらい(1文)

目に見えない努力の積み重ねが、自分の未来を切り拓く力になることに気づく。

●流れ(5分構成)

①画像提示(1分)

この風刺画をスクリーンまたは紙で提示し、何も言わずに1分静かに見せる。

※ポイント:「まず見せる」「言いすぎない」

②心を揺さぶる問い(1分)

「この2人のちがいは何でしょう?」

「あなたは今、何を“積み上げて”いると思いますか?」

→ 1人で頭の中で思い浮かべる(書かなくてよい)

③ペアでつぶやく(1分)

「今、がんばっていること」をペアで30秒ずつつぶやく。

(例:「漢字練習」「リフティング」「家の手伝い」「早起き」など何でもOK)

④教師の価値語でまとめ(1分)

「見えない努力は、見えない“はしご”を作っているのかもしれません。今は壁の前でも、きっと上に上がれる日がきます」

「そのはしご、君は何で作ってる?」

⑤余韻(1分)

黒板に一言だけ残す:「努力は“見えないはしご”になる。」

●教師のポイント

• 成果よりも「続けていること」に光を当てる

• 子ども自身の気づきや日常に寄り添う

• 講話ではなく「問い」で終わることで、考えを持ち帰らせる

活用場面

• 朝の会や帰りの会

• 学級活動の導入

• 低学年~中学生まで幅広く活用可能

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