「継続は力なり」の本当の意味。なぜ、一歩一歩を重ねる人のまわりに人が集まるのか?

「今日こそは日記を書こう」
「毎日15分は読書をしよう」
「選手たちに毎日ワンポイントの声をかけよう」
そう意気込んで始めてみたものの、3日後にはパタリと止まってしまう。
そして「やっぱり自分は意志が弱いな」「継続できない人間なんだ」と落ち込んでしまう。
そんな経験、一度はありませんか。
学校教育やスポーツの現場でも、「継続することの大切さ」はよく語られます。
「毎日コツコツ練習した人が最後に勝つ」
「努力を続けることが一番の近道だ」
確かにその通りです。でも、どこかで「続けること=成果を出すための苦しい修練」のように感じてしまうと、途中で息切れしてしまいますよね。
「なぜ、私たちは続けることをこんなに難しく感じてしまうのだろう?」
少し立ち止まって考えてみると、私たちは「成果」や「自分の変化」ばかりに目を向けすぎているのかもしれません。
「これを続けて、何になるんだろう?」
「こんなに頑張っているのに、全然結果が出ない」
そんな焦りが生まれた瞬間、一歩を踏み出す足が重くなってしまいます。
ですが、最近ある方の姿を見ていて、ハッとさせられることがありました。
その方は、毎日のようにYouTubeで動画を更新されています。
華やかで劇的な変化を毎回見せているわけではありません。ただただ、目の前のテーマに対して誠実に、一歩一歩を積み重ねている。その姿に触れているうちに、私自身、大きな勇気や学びをもらっていることに気づきました。
そこでふと、自分自身のことを振り返ってみたのです。
このブログも、気づけば3年ほど書き続けてきました。
最初は本当に拙い文章で、誰かに届いているのかどうかも分からない状態からのスタートでした。
でも、目の前の出来事や子どもたちとの関わりについて、自分なりの言葉で一つひとつ積み重ねていくうちに、少しずつ読者の方が増えてきました。
「自分の実力をつけるため」と思って始めてみても、3年経って気づいた本当の価値は、そこだけではありませんでした。
継続の本当の力とは、自分の技術が上がること以上に「その姿が、周囲に信頼と安心感を広げていくこと」にあるのではないでしょうか。
特別な成果を今すぐ出せなくても構いません。
「今日も変わらずそこにいて、目の前のことに誠実に向き合っている」
その姿勢そのものが、周りの人や子どもたちに「ここなら安心だ」「この人を応援したい」と思わせる環境をつくっていくのです。
指導者や親が、完璧なノウハウを教え込む必要はありません。
大人が目の前の日常を大切に、一歩一歩進んでいる背中を見せること。それこそが、子どもたちが安心して自分で動き出すための、一番の土壌(環境)になります。
だからもし、あなたが今「何かを続けたいけれど、うまく成果が出ない」「途切れがちになってしまう」と悩んでいるなら、成果を追うのを一度やめてみませんか。
「すごい結果」を目指す必要はありません。
今日、ほんの少しだけ動いてみる。
ノートに一行だけ書いてみる。
子どもに一言だけ、温かい声をかけてみる。
そんな「小さな一歩」を重ねるあなたの姿は、あなたが思う以上に、誰かの光になっています。
今日は、新しく大きなことを始める必要はありません。
「今日できる、ごく小さな一歩」は何でしょうか?
もし思いついたことがあれば、今日ひとつだけ試してみてください。そして、周りに同じように悩んでいる人がいたら、「一歩一歩でいいんだよ」と話題にしてみてくださいね。

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