
昨日、研修会後の飲み会で、ある尊敬する実践家の方から、人との付き合い方について考えさせられる話を聞いた。
誰と付き合うのか。誰と距離を置くのか。それは自分で決めること。他人からとやかく言われる筋合いはない。
ただし、自分が誰と付き合うかを決めることと、陰で人を動かし、誰かを人間関係から切り離そうとすることは違う。
表立って何も言わず、陰で人を遠ざけようとする。自分の思いどおりに周りを動かそうとする。そうしたことは、いつまでも隠し通せるものではない。言葉にしなくても、行動や態度から伝わる。そして、周りの人も少しずつ気づいていく。
人は、肩書や過去の実績だけで、いつまでもついてきてくれるわけではない。
かつてどれほどの功績を残していても、過去の栄光にすがり、昔の立場を振りかざし、今の人たちを思いどおりに動かそうとすれば、少しずつ人の心は離れていく。
そして、人を悪く言う、言ったことはそれを聞いていた者は、結局この人は自分のことも影で言っているんだろうなあと見限っていることに気づいていないんだ。
年齢を重ねることが問題なのではない。経験が豊富なことが問題なのでもない。
問題なのは、過去の成功にしがみつき、自分を省みることを忘れ、人の生き方にまで口を出し、周りを支配しようとすることだ。
そんな話を聞きながら、考えた。
人間関係は、支配するものではない。人を排除するために利用するものでもない。
誰と付き合うかは、自分で決める。そして、相手にも同じ自由がある。
他人の人間関係を操作しようとするのではなく、自分自身の生き方で信頼を得る。
過去の実績を誇るより、今、目の前にいる人を大切にする。
年齢や立場を重ねるほど、そんな姿勢が大切なのかもしれない。
昨日の何気ない会話から、改めて考えさせられた。

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