3学期が始まります。
この時期、職員室でよく聞こえてくる言葉があります。
• 「もう3学期だしね」
• 「今年度も残りわずか」
• 「ここまで来たら、大きくは変えられない」
でも、私は逆だと思っています。
3学期は、学級を“立て直す”最後のチャンス。
しかも、それは大がかりな改革ではなく、
ほんの小さな動き一つで十分なのです。
魚は捌けますか? たこ焼きは焼けますか?
少しだけ、話題を変えます。
• 魚を捌けますか?
私はYouTubeを見ながら「こち」を捌きます。
でも正直、毎回ドキドキです。
これはまだ「技術」の段階。
• たこ焼きはどうでしょう。
私は大学4年間、「くくる」でアルバイトをしていました。
火加減、返すタイミング、次の一手。
考えなくても体が動きます。
これは「技能」です。
この違い、授業や学級づくりにもそっくり当てはまります。
子どもが自然と動く先生は、
特別な才能があるわけではありません。
技術を試し、失敗し、続けた結果、
それが技能に変わっただけなのです。
知・覚・動・考
〜考える前に、まず動く〜
技能が身につく順番は、決まっています。
知る → 感じる → 動く → 考える
「考えてからやる」ではなく、
「やってみてから考える」。
だから3学期初めに必要なのは、
完璧な計画ではなく、小さな一歩です。
3学期初めに効く
学級が静かに変わり始める「小さなチャレンジ」10選
準備ほぼゼロ。
でも、教室の空気は確実に変わります。
1. 起立のスピードをそろえる(いち・にっ・さん)
立つ速さが、学級の温度を決めます。
2. 着席のタイミングをそろえる
「揃う経験」が安心感を生みます。
3. コの字型座席配置にしてみる
視線が合うだけで、私語は減ります。
4. 姿勢リセットの合言葉をつくる
(グー・ペタ・ピン・サッ)
一瞬で空気が切り替わります。
5. 条件付き起立・着席
「プリントを出した人は起立」
行動が“見える”と、動けます。
6. 話を聞けるまでの秒数チャレンジ
静寂は、叱らずにつくれます。
7. 机上ゼロチャレンジ
机の上は、思考の鏡です。
8. 丸つけは“並ばせない”
教師が回るだけで、教室は落ち着きます。
9. 「しましょう」をやめてみる
命令から、巻き込みへ。
10. 一日の終わりに「今日のベスト瞬間」を伝える
見られている学級は、崩れにくい。
おわりに
どれも「すごい実践」ではありません。
でも、続けると確実に“技能”になります。
3学期は短い。
だからこそ、効きます。
まずは一つ。
明日の一コマから。
ともかく、うごいてみませんか。

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