今日は、少しだけ言葉を共有させてください。
「先生はえらい」という言葉についてです。
これは、
先生は立派だ
先生は特別だ
先生は何でもできる
という意味ではありません。
むしろ、その逆です。
先生は、万能ではない。
迷うし、悩むし、失敗もする。
それでも、毎日子どもの前に立ち続ける。
その役割を引き受けている、という意味での「えらい」です。
学校は、成果や効率だけで割り切れる場所ではありません。
人が人と向き合い、感情を抱えながら関係をつくる場所です。
だからこそ、言葉一つに傷つくこともあれば、救われることもある。
それは弱さではなく、この仕事の本質だと思っています。
厳しさは必要です。
でも、恐れさせることと育てることは違います。
安心があるから、子どもは挑戦できる。
そして、その安心をつくっているのが、私たち教師です。
「先生はえらい」という言葉は、自分を甘やかすための言葉ではありません。
互いを見下さないための言葉です。
この仕事を、誇りをもって続けていいのだと、自分自身に許可を出すための言葉です。
学校は、幸せになっていい場所です。
子どもにとっても、そして、私たち大人にとっても。
今日もここに立っている皆さんは、その意味で、間違いなく「えらい」と、私は思っています。

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