学習塾の壁にはよく
○○高校進学者○○名
と書かれているくのを見る。
これを見るとやはり、見える学力、有形資産の育成が目的となるのだと感じる。
保護者は、有形資産がつくことを願うわけだ。
いくらプロ野球、プロサッカー選手、オリンピック選手になったからといって、40歳以上で食べていける人はいない。
しかし、見える学力社会として、いい(と思われる)学校に行き、いい(と思われる)会社に入れば、60歳(65歳?)までは食べていける確率が高いから、どうしてもスポーツへのお金の支払いが少なくなる。
スポーツこそ、無形資産の育成にもってこいのものは無いのだろうが、保護者はそれを果たして望んでいるのか?
それ以前の段階だと思う。
無形資産への価値付けがされていない保護者へ、その価値をプレゼンできるかどうか。
そもそも、無形資産は大切なのか?
今の日本で生きていく上で必要な力は、果たして。
学習塾は30年前とあまり変わっていない。
スポーツは30年前Jリーグが開幕してから、少し変化している。
でも、コーチの周りに来て、指示を聞いて、オーガナイズに合わせて動く。
その流れはあまり変わっていない気がする。
~したい、どうしたらいい?を自問してスタートするスポーツ指導がこれからは必要ではないだろうか。
その自問のスタートは、学校の授業のスタートから改革することが必要なのではないか。
「今日はこれを学びます」という学習課題の提示から改革を。
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