小さな道徳:ノミのふたが教えてくれること
はじめの問い:
「なぜ、ふたを取ったのにノミは跳ばなくなったのでしょうか?」
ノミは自分の体の何百倍もの高さを跳ぶことができるすごい生き物です。
ある実験で、ノミをコップに入れて透明なふたをしました。
最初は何度もふたに頭をぶつけながら跳んでいましたが、
だんだんふたに届かない高さまでしか跳ばなくなりました。
ふたを取っても、もう高く跳ばなくなってしまったのです。
発問①:
「ノミはなぜ自分で跳べる高さを制限してしまったのでしょう?」
発問②:
「私たちにも『見えないふた』があるとしたら、それはどんなものだと思いますか?」
発問③:
「もし誰かの『ふた』を外してあげられるとしたら、あなたはどうしますか?」
まとめ:
「できない」と思い込むのは、自分で作った限界かもしれません。
誰かが跳んでいる姿を見ること、少しでも挑戦することで、
また跳べるようになるかもしれませんね。
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