子どもに育みたい「心力」 ― 福山憲市先生の教え
福山憲市先生が語られた「心力(しんりょく)」という言葉。
それは「馬力のある行動力」のことですが、ただ力まかせに頑張るのではなく、その根底に“心”があるからこそ本物になる。
では、子どもたちに育んでいきたい“心”とは何か。
先生は三つの「心」を示されました。
1 花心(はなごころ)
ただそこにいるだけで、場が明るくなる心。
「いるだけで安心する」「君といると楽しい」――そんな存在感。
子どもたちが互いに花のように輝けるクラスをつくりたい。
2 根心(ねごころ)
誰も見ていなくても、そっと手を差し伸べられる心。
困っている友達に気づき、自然に行動できる心。
根のように見えなくても、確かに支える力を、子どもたちに。
3 草心(くさごころ)
あきらめず、続ける心。
小さな努力を積み重ね、粘り強く挑戦し続ける心。
雑草のようにしぶとく、しなやかに生き抜く強さを。
三つの心が合わさって「心力」となる。
これは、子どもたちがこれからの時代を生き抜くためのエネルギーそのものです。
教師としての私たちの役割は、この「心力」を日々の授業や生活の中で引き出すこと。
「今日は誰かの花になれただろうか?」
「見えないところで根を張る行動ができただろうか?」
「昨日より一歩、草のように粘り強くなれただろうか?」
二学期は、子どもたちがそんな問いを胸に、自分の「心力」を育んでいけるようにしたい。
その積み重ねが、子ども自身の成長だけでなく、クラス全体の力をも変えていくはずです。
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