「教員不足が深刻だ」と叫ばれています。
確かに、中学校でも現場の厳しさは続いています。
ですが——
今、本当に大変なのは、小学校です。
小学校教員は、とにかく大変だ
中学校では、教科担任制で、
部活動の負担も軽減されつつあります。
一方、小学校はどうでしょうか?
授業はもちろん、生活指導、保護者対応、学級経営……
すべてを「一人」で抱えています。
中学校なら「理科のことは理科の先生」「英語は英語の先生」という分担ができます。
しかし、小学校では、体育も音楽も、英語も、道徳も、
すべてが「あなたの仕事です」とされるのです。
この構造的な違いが、疲弊を生み出しています。
教育経営学者の指摘
この問題について、ある教育経営学者は、
こう明言しています。「小学校教員は、教科担任制でないために、全科目を一人で教え、さらに生活指導、保護者対応、学級経営すべてを担う。圧倒的な多忙化が進んでいる。」
「中学校では、教科ごとに担当が分かれるが、小学校では一人がすべてを抱える。現在、最も負担が大きいのは小学校現場だと言える。」
この事実は、まだ社会に十分認識されていません。
小学校現場の負担は、見た目以上に、深刻です。
いますぐ、小学校に「副担任」を!
この状況を変えるためには、
小学校の各学年に「副担任」なる人もしくは、補助する人を、分業できる人を配置するべきです。
もしくは、評価をしなくて良い、いや、テスト後、AIで各自でその結果を確認すればよい形になるだけでも違ってくるでしょう。 こちらが現実的かもしれません。
学級担任にすべての責任を押し付けるのではなく、
副担任が日常的に支え合う体制をつくる。
たった一人副担任がいるだけで、
- 休みが取りやすくなる
- ちょっとしたトラブルにもチームで対応できる
- 子どもたちも、より多様な大人に支えられる
……現場の空気は大きく変わります。
「数年後には、教員が足りないから学級が開けません」という未来が来る前に。
いま、現場に安全・安心・安定を届けなければなりません。
教育現場を守るため、まずは、小学校に副担任もしくは、AIによる評価の導入を本格的に考えるときか…
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