声かけを肥えかけに

試合中に指示を出しすぎると…?サッカー指導者として本当に大切なこと

「ああしろ」「こうしろ」って、試合中につい言いたくなるんだけど…。最近、上級ライセンス指導者と若手指導者の対談を聞く機会があって、ちょっと衝撃を受けた。

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試合中の指示、本当に必要?

「サッカー 指導法」と検索するといろんなメソッドが出てくるけれど、試合中に飛び交う指示の多さって本当に必要なんだろうか。対談で語られていたのは、「感情的な指示は、選手の判断力を奪い、成長の機会をつぶしてしまう」ということ。

これは若手指導者にとって新鮮だったようで、「え、そんなに黙ってていいんですか?」って驚いてた。森保一監督や岡田武史監督のように、選手自身が考える時間を与えることの大切さ、問いかけを通して気づきを促す姿勢が、今あらためて注目されている。

サッカーの指導は日常から始まっている

この話、試合中だけのことじゃない。日常生活、学校、そしてチーム活動すべてがつながっているという視点も共有された。たとえば「どうしたの?」「どうしたい?」「何か手伝えることある?」という問いかけ。

こうした声かけは、非認知能力の育成に直結している。自己調整力、他者と協力する力、自分で考え抜く力。これらはピッチ上だけで身につくものではなく、日々の積み重ねで育つ。

だからこそ、「選手を信じて待つ」ことができるか。これが指導者にとって一番の試練なのかもしれない。

育てたいのは、「自立して考える選手」

対談の中で繰り返し出てきたのは、「選手が自分で考え、判断する力を育てることが指導者の役目」だということ。

結果に一喜一憂するのではなく、日々の取り組みが試合にどうつながるかを見守る。その長期的な視点こそが、最終的にチームを強くする。

「指示を出さないと不安になる」っていう感覚、すごくわかる。でも、少しずつ「問いかける指導」にシフトしていくと、選手の表情も変わってくるんだよね。成長の実感って、そういうとこにある。

この記事を読んで、「自分の指導、これでよかったのかな」と立ち止まるきっかけになってくれたら嬉しい。

そしてまた、現場で悩んだときにふと思い出してもらえるような、そんなブログでありたいと思っている。


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