【失って初めて気づくもの。でも、僕はとどまらない】
異動してしばらく経った頃、前の職場の同僚たちから、こんな言葉をもらいました。
「あなたの偉大さが、いなくなって初めてわかった」
「いてくれたことのありがたさを、今になって感じている」
…正直に言えば、とても嬉しかったです。
日々、目の前のことに必死で、誰かにどう思われているかなんて、あまり考える余裕もありませんでした。
でも、自分の存在が、ほんの少しでも誰かの支えになっていたのだとしたら、それは何よりのご褒美です。
ただ——
その言葉に甘えて、とどまってしまうわけにはいきません。
自分が歩んできた道を肯定してもらえたことは確かに嬉しい。
けれど、そこに安住した瞬間から、成長は止まってしまう気がします。
僕は、進みます。
まだまだできることがある。
まだまだ学びたいことがある。
そして何より、まだ誰かの役に立ちたいという思いが、僕を動かしてくれます。
立ち止まるには、まだ早すぎる。
進んだその先に、また誰かの支えになれる日がくると信じて。
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