教室で、毎日ヘトヘトになるまで働く姿は、確かに尊い。
でも、毎日ずっとそうやって疲れきっているとしたら、
どこかに「工夫の余地」があるのかもしれません。
たとえば、板書を毎日1から考えて時間をかける。
子どもたちのプリントを1枚ずつ手書きで作る。
提出物を、夜中までかかって全て自分ひとりでチェックする――
それって、昔の東海道を、今も歩いて旅してるようなものです。
時代が変われば、移動手段も変わる。
教職の「働き方」だって、見直していいはずです。
「頑張ってる」って実感があるからこそ、
変えるのはちょっと怖いかもしれません。
でもね――
「今までより1時間少なく働いて、今まで以上の成果を出す」
これもまた、立派な努力なんです。
それを実現するには、創意工夫が必要です。
そして、仲間との知恵の共有が必要です。
「ラクをしろ」と言ってるんじゃありません。
「ラクにする工夫をしよう」と言っているのです。
涼しい顔で、でも中身はしっかり成果を出す。
それができるようになると、子どもにも笑顔が増えるし、
自分にも、心の余白ができるんです。
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